Googleの評価要素-プラスに働く内部要因

これまで、SEOでフォーカスすべきはGoogleの評価だとお話しいたしました。ここで興味深いサイトがあったのでご紹介いたします。Northcuttという会社がどのような要素がGoogleの評価にプラス/マイナス判定を受けるかというリサーチを(1)プラスに働く内部要因、(2)マイナスに働く内部要因、(3)プラスに働く外部要因、(4)マイナスに働く外部要因の4つの分類で、271項目にわたって検証しています(ソース)。実際、どの要素が影響しているかはGoogle内部の関係者しか断言することはできないと思いますが、このサイトでは可能性をパーセンテージで表示しており、値の高い項目はかなりの確度で影響ありと考えることができます。全ての項目をご紹介するのは難しいので、それぞれの分類で確実に影響ありと断言されている100%以上の項目に関して4回に分けてご紹介したいと思います。

全項目に関して、(株)ウィルゲートさんが日本語でご紹介されていますので、お時間のある方はこちらをご参照下さい。

確実にプラスに働く内部要因

(1)URL内のキーワード
URLのドメイン以外の部分(このページを例にすれば http://kai-mon.com/jp/2017/09/06/2017091101/の2017/09/06/2017091101/の部分)にそのコンテンツに関するキーワードが入るとプラス要因に働く。このページに関していえば、「2017/09/06/2017091101/」ではなく「seo-internal-plus」といったURLにした方が良いということです。ただし、「seo-seo-seo」のようにキーワードを無駄に繰り返したり、無駄に長いURLはNG。

(2)タイトルタグ内のキーワード
当サイトのブログ「SEOを考えるなら入れておきたいプラグイン『All in One SEO Pack』」で簡単にご紹介いたしましたが、ホームページのタイトルタグです。大体50文字前後のホームページのタイトルですが、ここに記述されているキーワードが確実に検索に影響します。

(3)強調表示された単語
SEOが話題に上がるとき、よく言われるのが強調表示です。コンテンツを書くとき、見やすいように「見出し」や「太文字」を使用することがあります。これは単に見やすさだけでなく、SEOにも影響があると広く言われています。ユーザーが読みやすいコンテンツはGoogleが主張する「ユーザーにとって有益なコンテンツ」と合致しているのでしょう。こちらも乱用すると読みづらくなるためか、かえって評価が落ちると言われています。

(4)ALTテキスト内のキーワード
ALTテキストとは画像をアップロードする際に入力する「代替テキスト」です。環境によって画像が表示されない場合に、入力した「代替テキスト」が表示されますが、この代替テキストに含まれるワードが検索キーワードとして判断されます。「代替テキスト」を入れなくても画像をアップロードすることができますが、面倒がらず代替テキストを入れた方が「ユーザーに優しい」として評価されるのでしょう。

(5)キーワード語幹
語幹?ちょっとわかりづらくなってきました。専門家の使う用語は難しくてわかりづらいのですが、要はサイトとキーワードの関連性判定です。検索クエリ(キーワード)とドキュメントが与えられたとき、検索エンジンはそのキーワードとドキュメントの類似性を評価する関連度を計算します。このドキュメント要素はコンテンツ、タイトルタグ、設定したメタタグ、サイトディスクリプション(これらはプラグイン「All in One SEO Pack」で設定できます)等と言われており、このドキュメント内のキーワードと類似性を検証します。裏を返せば、これらドキュメント内のキーワードにある程度一貫性があれば検索率が上がるのでしょう。

(6)内部リンクのアンカーテキスト
よく本文のなかでテキストに別ページのリンクを貼ることがあります。例えばプレスリリースコンテンツに記載されている製品名に同サイト内の製品ページへのリンクを貼る等です。このページでも「All in One SEO Pack」というテキストにリンクを2回貼りました。このリンクが貼られているテキスト(このページの例として「All in One SEO Pack」)のことをアンカーテキストと呼びます。このアンカーテキストが検索エンジンにキーワードとして判断されると言われています。

(7)ドメイン名内のキーワード
大抵の場合、自社の社名に沿ったドメインをとられていると思うので、ここは問題ないかと思います。弊社の場合はkai-mon.comです。キーワードはkai-monになります。SEOとして考えたらkaimon.comの方が良かったのでしょうが、既に取られていたので。。。

(8)ページ権威の分布
ページ権威とは見られる頻度の高さです。見られる頻度が一番高いページを最高権威とし、そこからリンクされるごとに権威のレベルが1段、2段と下がっていきます。通常はトップページが一番見られる頻度が高いので、トップページに掲載するコンテンツはSEOの観点から重要と言えます。

(9)HTTPS(SSL)の利用
通信データの暗号化によりセキュリティに配慮されている点が評価されていると考えられます。

(10)新鮮なコンテンツ
辞典や辞書でもこまめに改訂されるように、いくらコンテンツ内容が充実していても情報が古くてはユーザーにとって有益とは見なせないという判断だと思います。検索キーワードの対象となるコンテンツの中でも更新日の新しいものが優先されるようです。

(11)古いコンテンツ
(10)で新鮮なコンテンツとあったのに、なぜここで古いコンテンツ?先に挙げた(株)ウィルゲートさんによればGoogleの特許には「あるクエリにおいては、古いドキュメントが新しい物より価値があるものもある」と記述されているそうです。(10)と(11)では「あるクエリにおいては」という点がカギなのでしょう。これは個人的な考えですが、常に情報が刷新される医療、科学、テクノロジー分野では新鮮なコンテンツ、文化、芸術、学術等、ルーツが価値に付加されるような分野に関するキーワードは古いコンテンツが重視されるのではないでしょうか。

(12)質の高い外部へのリンク
「質の高い外部」とは何かと考えた場合、既にGoogleが高い評価を与えているサイトと考えて間違いないと思います。例えば、常に検索上位に表示される大手メディアの掲載記事へのリンクも質の高い外部へのリンクに該当します。

(13)モバイル・フレンドリー
現在、スマートフォン、タブレット等、モバイル機器は巷に溢れています。当然、モバイルからの検索も少なくありませんから、モバイルで検索した結果表示されるサイトもモバイル・フレンドリーであることが期待されます。今ではウェブサイトも使用デイバイスの表示画面に併せて自動的にリサイズされる「レスポンシブデザイン」が当たり前になっています。サイトを作る側としては、レスポンシブデザインに伴う問題もチョクチョクで悩ましい限りですが。。。検索ユーザーがお客様であるGoogleにとって、モバイルでの検索利用率が上がればモバイル・フレンドリーなサイトに高評価を与えるのは当然と言えます。

(14)ドメイン全体で薄いコンテンツ
これはコンテンツを薄くするという意味ではありません。Googleの評価は各ページコンテンツに与えるものではなく、サイト全体(ドメイン全体)に対して与えられます。したがって、内容の薄いページはドメイン全体の評価を下げてしまいます。この場合、内容の薄いページはnoindexタグを入れるなどして評価対象から外すよう設定する必要があるということです。noindexタグの設定も「All in One SEO Pack」で行うことができます。

以上、今回はプラスに働く内部要因についてご紹介いたしましたが、お役に立ちましたでしょうか。私自身、見直さなければならない点をいくつか発見しました。来週は「マイナスに働く内部要因」についてご紹介いたします。

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